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内視鏡システム

内視鏡光源:Olympus社製のEVIS X1 (CV-1500)

 当クリニックの内視鏡光源は、2020年7月に発売された最新式のOlympus社製のEVIS X1 (CV-1500)を導入しています。内視鏡自体の性能も重要ですが、内視鏡の先端から得られた情報を光源の中に取り込み、モニターに映し出します。より良い画像を得るためには光源の機能もまた非常に重要になります。EVIS X1は、様々な特殊光や新たなテクノロジーにより、さらなる高画質な内視鏡検査が可能になりました。

 

上部消化管内視鏡(胃カメラ用)

 GIF-H290:内視鏡経8.9mmと口からの内視鏡では細身であり、高画質を実現した内視鏡です。非常に汎用性の高い内視鏡です。

 

 GIF-1200N:2020年3月に発売された細径内視鏡、「GoXsai」です。いままでの細径内視鏡は、画質が悪い、暗いなどが問題でしたが、この内視鏡はGIF-H290と同等以上の画質を実現した内視鏡です。当クリニックでは経鼻内視鏡として使用しております。

 

 GIF-XZ1200:2021年2月に発売された高画質な拡大観察も可能な内視鏡です。この内視鏡は今までの内視鏡の中で最も高画質を実現しかつ拡大観察で両悪性の鑑別やより詳細な評価を可能にした内視鏡です。やや内視鏡径が太いため、当クリニックでは主に鎮静剤を用いた際の検査に使用しています。

 

 

 

下部消化管内視鏡(大腸内視鏡)

 PCF-H290ZI:通常の大腸内視鏡よりも細身で柔らかいのが特徴です。腹部の手術後の患者様や大腸の屈曲が強い患者様には適しています。また拡大内視鏡が可能であり、ポリープの鑑別やg癌なのか癌でないのか、また早期の大腸癌であれば深達度診断(どのくらいの深さまで癌が及んでいるのか)に有用です。

 

超音波内視鏡

 GF-UCT260:超音波内視鏡は体内に挿入した内視鏡の先端部から超音波を発し検査を行う内視鏡です。体外式超音波など体外からのアプローチでは検査が困難な膵臓がんの早期発見を目的に開発・実用化されています。この機種は、EUS-FNA(超音波で病変を認識しながら、病変に針を刺し、吸引することで組織や細胞を採取する検査)も可能です。

 

 超音波検査にとって非常に重要になるのが、超音波診断装置です。当クリニックでは、日立製作所のアリエッタ 850を用いて検査を行っております。この超音波診断装置は日立製作所のアリエッタシリーズの中でも最上位機種に位置付けられており、この装置を用いた超音波内視鏡検査が現状では最も画質の良い検査だとされています。観察時に重要となるモニタには22インチのワイド OLED Monitor(有機ELモニタ)を採用。OLED Monitorは自発光のため、黒が白浮きせず、高いコントラスト分解能を誇ります。グレイスケールにこだわる超音波診断装置に適したモニタです。

 

4Kモニター

 内視鏡画像を映し出すモニターにはSONY製の27型4Kモニター(LMD-X2705MD)を用いています。内視鏡の観測装置の性能を十分に生かすことが出来ず、高画質な画像を映し出すことが出来ます。

 

 計8本の内視鏡を使用し、患者さんそれぞれに適した内視鏡を選択して検査を行います。また毎検査ごとに洗浄機を用いた洗浄を行い、安全かつ精度の高い検査を行っています。

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