びらん性胃炎とは？

　びらん性胃炎は、胃の粘膜の上皮が炎症を起こし脱落した胃炎です。急性の場合も、慢性的にびらんを来たしていることもあります。

 

症状は？

　軽度のびらん性胃炎や慢性的なびらん性胃炎はほとんどの場合は無症状です。急性の場合には、胃痛や胃もたれ、不快感、吐気などが出現します。悪化すると胃潰瘍に発展してしまう可能性もあります。

 

原因は？

　ほとんどの場合、風邪薬や痛み止め（非ステロイド系抗炎症薬）、アルコール、ストレスなどです。

 

治療法は？

　胃酸の分泌を抑えたり粘膜を保護する薬を使用します。また原因が明らかな場合には、痛み止めの中止や禁酒などをおこないます。